致知2023年3月号のテーマは「一心万変に応ず」です。
それでは、感想を書きます。
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「一心万変に応ず」とは
特集には、以下のような意味として取り上げられています。
自分の心さえ調い定まっていれば、
また養っていれば、
人生のどのような変化にも処していける。
これは安岡正篤氏の『経世の書「呂氏春秋」を読む』の中に出てくる言葉だそうです。
「呂氏春秋」というのは、中国戦国時代の政治家・呂不韋が中心になって記した書物で、当時の百科事典のようなものとして、現代の思想にも大きな影響を与えているそうです。
奥が深そうでとてもおもしろそうな本ですね。
「腰に帯して立ち上がれ」
「一心万変に応ず」に関連して、「腰に帯して立ち上がれ」という言葉が挙げられています。
生きていく中でどのような苦難が訪れても、気を引き締め立ち向かっていくことで、必ずや乗り越えて行けるということです。
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感想
人生における困難と一言で言っても、天変地異や自然災害といった逃れようがなく取り返しのつかない出来事から、好きな人との別れや仕事での失敗といったすぐに忘れ去ることができるような出来事など、本当に幅広いものだと思います。
このような体験は、生きていれば誰にでも起こりえることなので、精神的に落ち込みやすい方は特に、常に想像して準備しておくことは大事なことかもしれません。
僕は楽観的な性格なので、上に挙げた困難のうちの後者程度であれば、「別れたら次の人を探せば良い。むしろもっといい女性と付き合えるチャンス!」とか「会社の仕事で失敗したところで命までは奪われない。むしろ転職/独立するチャンス!」といったような考えに切り替えています。
さすがに、前者のようなことが起きて身内が亡くなったとかになると、想像していても落ち込むと思いますが。それでも、生きていくには前に進むしかないので、自分を成長させる場であると言い聞かせてがんばるしかありません。
しっかりと帯を締めて暮らしましょう。
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