我が家の1階のドアはすべて上吊り引き戸にしています。
4年近く暮らしてきて、ふと気になるところが出てきました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、壁(縦枠)と戸の間に隙間があるのです。
測ってみると約9ミリあります。
ここを埋めてしまえば、遮音性・気密性がより良くなるのではないかと思い、Amazonにてモヘアテープ(厚さ5mmタイプ)を購入しました。
ドアの高さが約2メートルなので、これ1ロールで5箇所のドアに使えます。
(実は先に厚さ9ミリタイプを購入したのですが、摩擦によりドアの摺動性が悪くなりクローザーが効かなくなったので、5ミリタイプを買い直しました。)
さて、このモヘアテープを貼るには戸を外す必要があります。
我が家の引き戸はWOODONE(ウッドワン)製の上吊り引き戸で、ネットでウッドワン公式の取扱説明書から外し方の解説ページを見つけることができました。
この説明のとおりにやってかなり苦戦したのですが、コツを掴めば道具も使わず意外と簡単にできたので紹介します。
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1.吊車を取り外す
吊車というのは、ドアの上レールに付いていて戸をぶら下げている部品になります。
上の写真の、ネジが2本付いている黒い部品です。(ネジは触りません。)
ネジの下にツメがあるので、親指を引っ掛けて手前に引き抜きます。
接着剤で止められている?のではないかと思うぐらい、びくともしません。
コツとしては、ツメを掛けたまま戸を上に持ち上げつつ、戸をスライドさせることです。
スライドさせる方向としては、吊車を引くのと逆の方向(上の写真で見ると右方向)です。
吊車を引き抜くというよりは、しっかりと掴んでスライドさせる戸に引っ張られない意識の方が大事です。
これだけ出てくれば、あとは横の溝の方が掴みやすいので、戸をしっかりと持ちながら吊車を引き抜きます。
吊車が外れると、戸は不安定になるのでしっかりと支えてください。
吊車は戸の左右についているので、反対側も同様に外します。
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2.ぶれ止め金具から外す
戸の下側(床)には、ぶれ止め金具があります。(僕は戸を外すまでその存在を知りませんでした。)
戸の下面に掘られた溝にハマっている状態なので、戸を斜めに傾けながら上に持ち上げて、溝から外してやります。
これで取り外すことができました。
戸は意外と重いので、壁や床を傷つけないように気をつけてください。
足の上に落とすと痛いので、厚手の靴下やスリッパを履いておく方がいいかもしれません。
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ちなみに、この後僕は縦枠のところにモヘアテープを貼って元に戻しました。(取り付けは逆手順なので難しくありません。)
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