致知2025年12月号の特集テーマは「涙を流す」です。
それでは感想を書いていきます。
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キサーゴータミー＆ブッダ
悲しみの涙にまつわるエピソードの1つ目に、キサーゴータミーの赤ん坊の死について書かれています。
この話を読んですぐに、Mr.Childrenのライブを思い出しました。
桜井さんが曲の間のMCで、愛にまつわるエピソードとして語っていたからです。
特集に書かれているのは、母親は尼僧になったという結末ですが、桜井さんが話していた内容はまだ続きがあって、ブッダは母親にこう言ったそうです。
生きている子供は生きたまま愛すればいい。
死んでしまった子供は死んだまま愛すればいい。
桜井さんはこのお話を読んだ時に、殴られた時のような衝撃を受けたと話していました。
ちなみに、このライブMCが収録されているDVDはこちらです。
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見方を変える
「死んだ人は死んだまま愛する」という言葉について、僕は理解が追いついていないのですが、要するに亡くなった方に対する見方を変えよう、ということになるのでしょうか。
特集の冒頭にこのように書かれています。
悲しみの餌食になって、人生を誤る人も多い
身近な人の死、愛する人の死によって悲しみに暮れている人は、その死を受け入れられていない状況なのだと思います。
死を受け入れつつ、別の見方でその人を愛し続けることができれば、心を浄化することができ、新たな一歩を踏み出すことができるのかもしれませんね。