Mr.Children Mr.Children

【Mr.Children】オススメアルバム5選!!(ミスチルマスター編)

先日、初心者にオススメのMr.Childrenのアルバム5枚をご紹介しました。

【Mr.Children】オススメアルバム5選!!(入門編)

おそらく先日紹介した5枚を聴いて、「ミスチルいい!!」「桜井さん神!!」と思った方は、もっともっとMr.Childrenを欲しがっていることでしょう!

そんな方のために、ファン歴17年/ファンクラブ歴16年(2020年3月現在)の僕が、さらにMrChildrenの良さ・凄さを知っていただくために聴くべきオリジナルアルバム5選を紹介したいと思います!

今回も前提として、まずはベストアルバム4枚+入門編5枚を聴いていただいてからのほうが、よりスムーズにディープなミスチルワールドにのめり込めると思います。

それではご紹介します!

1.深海

発売日:1996年6月24日
ベストアルバム(骨)収録曲:Mirror、名もなき詩、花 -Memento-Mori-(3曲)

コアなミスチルファンに大人気のアルバムです。

ベストワンに選ぶ方も多いのではないのでしょうか?

1曲1曲が良いというよりは、アルバム全体を通して聴いていただきたいです。

このアルバムを引っ提げて行われたツアー「Mr.Children TOUR "REGRESS OR PROGRESS" '96-'97」では、このアルバムの曲順でまるまる演奏される場面もありますし、この曲順以外はないのではないかというぐらいの完成度です。

サウンドとしては、ロック色が強いですが、前回紹介した「DISCOVERY」とは違って、かなりアナログ的なロックです。

当時の桜井さんは「人間をやめたい」と雑誌で語っていたようです。

このアルバムを聴くとその雰囲気がヒシヒシと伝わってきます。

「名もなき詩」でさえ、このアルバムの中では暗く聞こえてしまうという不思議な現象も体験できます。

夢にかかる虹の橋 希望の光の矢

愛を包むオーロラのカーテン

そのすべてが嘘っぱちに見えて

自分を見失うようなときは

あなたが誰で 何のために生きているか

その謎が早く解けるように

鏡となりそばに立ち あなたを映し続けよう

そう願うこの頃です

「Mirror」

「Mirror」の歌詞は、先日(2020年3月8日)のNHKラジオ「うたことば」で千鳥・ノブさんが好きな歌詞として挙げていました。

僕も好きです。

寝ても覚めても 君が離れない

虜となって 天国へと昇ろうか

「虜」

「虜」のライブパフォーマンスは痺れました。

この歌詞は一見純粋なラブソングにも見えるかもしれませんが、当時の桜井さんの状況と合わせて考えると、いろいろ裏がありそうですよね。

久しぶりに聴きたくなってきました。

2.Q

発売日:2000年9月27日
ベストアルバム(骨)収録曲:NOT FOUND、つよがり、口笛、Hallelujah(4曲)

ベストアルバム収録曲を見ると1曲1曲がかなりハイレベルのように見えますね。

それでも前回入門編で挙げなかったのは、ベストアルバムに入っていない曲たちがとても個性的だからです。

ダーツで曲のテンポを決めたり(スロースターター)、酔っ払い桜井さんの愚痴(?)が入っていたり(12月のセントラルパークブルース)、みんなで歌詞の朗読をしていたり(Everything is made from a dream)、とにかく遊び心があります。

そのせいか聴き飽きないアルバムのように思います。

演奏もかなりポップになっています。

前作「DISCOVERY」や3作前の「深海」が嘘のようです。

あとアルバムのジャケット写真がいいですね。

「深海」で沈んだMr.Childrenは、海底で何かを「DISCOVERY(発見)」し、海面に浮上(「Q」のジャケット写真)した、という流れになっています。(たぶん)

この次のアルバムは「IT'S A WONDERFUL WORLD」ですが、その片鱗を感じられると思います。

だから胃袋よ あぁ僕の胃袋よ

もっと強靭たれ もっと貪欲たれ

なんだって飲み込んで なんだって消化して

全部筋肉に変えてしまおう

「友とコーヒーと嘘と胃袋」

かなり前向きな歌詞です。

「例えばそれが やり場のない怒り」

「例えばそれが こらえきれない悲しみ」

「例えばそれが 愛する人との別れ」

「例えばそれが 突然訪れる天変地異」

何だって飲み込んで、消化して、全部エネルギーに変えてしまいましょう。

3.REFLECTION

発売日:2015年6月4日
ベストアルバム収録なし

脱・小林武史、第一弾!

4人の音がしっかり鳴っているセルフプロデュース曲が多く入ったアルバムです。

正直なところ、初めて聴いたときには、「やっぱり小林武史は必要だよ。。。」と思ったのですが、何度も聴くうちにどんどん好きになっていきました。

NHK「SONGS」の特番では、このアルバムの制作場面が放送されましたが、あれは永久保存版ですね。

特に「Starting Over」の収録シーンは圧巻でした。

このアルバムは{Naked}と{Drip}の2種類があります。

{Naked}は曲数が多く、CDには入りきらない容量のためUSBで発売されました。

{Naked}には{Drip}に入っている曲はすべて入っているので、できれば{Naked}を聴くことをオススメします。

いずれにせよ、桜井さんの決意表明の曲は何があっても聴いてください。

さぁ行こう 常識という壁を越え

描くイメージは果てなく伸びる放物線

未来へ続く扉

相変わらず僕はノックし続ける

し続ける

「未完」

桜井さんは当時45歳。

なんというエネルギーでしょうか。

本当に常識をぶち破っています。

そういえば、海外出張に行く時に、飛行機が飛び立つ瞬間にこの曲がイヤホンから流れてきて、すごくパワーをもらったのを思い出しました。



4.I ♡ U

発売日:2005年9月21日
ベストアルバム(MICRO)収録曲:未来、and I love you、ランニングハイ(3曲)
ベストアルバム(MACRO)収録曲:Worlds end、僕らの音(2曲)

ベストアルバムには、シングルとアルバム曲で別れて入っているんですね、

1曲目に「Worlds end」が来るのはMACROと同じです。

「名もなき詩」ばりの「ジャカジャーン」は1曲目にぴったりです。

2002年の「IT'S A WONDERFUL WORLD」から2012年の「blood orange」までは完全にポップ路線です。

甘酸っぱい恋の歌(靴ひも)、もだえるような切ないラブソング(CANDY)、リアルな大人の愛(隔たり)などなど様々な愛を歌っています。

アルバムの名のとおりです。

ジャケット写真のトマトを潰した写真は、言葉にできない愛の感情を表していると桜井さんは言っていましたが、こうして全曲振り返ってみると納得できました。

澄んだ水の中 潜水で泳いで

苦しくたって できるだけ できるだけ

遠くまで あぁ あぁ

あぁ 生きてるって感じ

あぁ 生きてるって感じ

「潜水」

まぁ人生いろいろあるかと思いますが、結局これですね。

5.重力と呼吸

発売日:2018年10月3日
ベストアルバム収録なし

最後の1枚悩みに悩みました。

対抗馬もありました。

でもやはり、Mr.Childrenは最新のMr.Childrenが1番良い!

そう思って、このアルバムにしました。

前作「REFLECTION」は多少小林武史さんが絡んだ曲もありましたが、このアルバムは完全セルフプロデュースです。

ほぼすべての曲でMr.Children4人のしっかりとした音が聞こえてきます。

僕は、ロックバラードのこの曲が好きです。

飲み込んでおくれ

巨大な鯨のように

あぁ僕は彷徨うピノキオの気分だ

何かが僕を 変えるはずさって

夢見て暮らしている

輝く光じゃなくっても

消えることない心の灯はいつも

君を照らしてる

祈るように 叫ぶように

この想いがはぐれないように

「here comes my love」

歌詞、メロディ、歌い方、演奏・・・完璧です。

最後に・・・

最近アルバムを通して聴くことがなかったので、こうして全アルバムを振り返ってみるとまた聴きたくなりますね。

今回紹介できなかったアルバムの中にも隠れ名曲はもちろんありますので、全制覇を目指してぜひ聴いてみてください。

新たな世界が待っているはずです!

-Mr.Children, Mr.Children

Copyright© 終わりなきBlog , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.