Mr.Childrenのボーカル・桜井和寿さんは、唯一無二の歌声で多くの人々を魅了してきました。
その独特な歌声から、他のミュージシャンと一緒に歌うと桜井さんの声ばかり目立ってしまってコラボは向かないんじゃないかと思われがちですが、全然そんなことないです。
コラボ相手によって歌い方を変えられるぐらいのテクニックは持ち合わせておりますので、常に最高の仕上がりになっているのです。
これまでのコラボの中からCD化されたものに絞って紹介します。
コラボミュージシャン
桑田佳祐(サザンオールスターズ)
1995年に発売した「奇跡の地球(ほし)」でコラボしました。
Act Against AIDS(AAA)による募金活動の一環のため、限定生産かつ期間限定販売でした。
先輩ミュージシャンである桑田さんのハスキーボイスに負けじと、当時24歳の若かりし桜井さんの本気が見られます。
桜井さんの若い時の歌声は今より色気があるとよく言われますが、それが顕著に表れている曲のひとつのように思います。
スナックなどで、1970年代生まれの方がふたりで歌っている光景をよく見ます。
結構盛り上がります。
限定生産のため、シングルCDはレアです。
桑田さんの「TOP OF THE POPS」というアルバムにも収録されています。
スガシカオ
2017年のスガフェス!でコラボした「ファスナー」の音源がMr.Childrenのシングル「himawari」に収録されています。
もともとファスナーはスガさんをイメージして作ったということで、スガさんにピッタリです。
こんな感覚に陥ってしまうのは、とんでもなくスガさんに寄せて曲を作ることができた桜井さんの作曲能力の高さの表れでしょう。
ファスナーはMr.Childrenの名盤の1枚である「It's a wonderful world」に収録されています。
東京スカパラダイスオーケストラ
2019年に発売された「リボン」でコラボしています。
作詞・作曲したのは桜井さんではなくスカパラのメンバーの方ですが、基本的にスカパラは誰かとコラボするときには、その方を意識して曲を作っているとのことですので、この曲も歌詞含めて桜井さんが作ったアップテンポな曲のように聴こえます。
MVはハッピー感満載で、桜井さんはいつものステップを思う存分披露しています。
Salyu
2006年にBank Band with Salyuとして「to U」を発売しました。
小林武史さんが作曲した心地よいバラード、桜井さんが書いた優しい歌詞、フワフワっとして透き通ったSalyuの歌声、桜井さんの力強くも優しいハーモニー、すべてがドンピシャです。
「NEWS 23」で演奏していた姿はいまだに僕の頭に焼き付いています。
ちなみに、桜井さんは2011年に「青空」という曲をSalyuに提供しています。
この曲もまたとても良くて、聴いてみると桜井さんっぽさを感じられます。
GAKU-MC
GAKU-MCはウカスカジーとしてガンガン活動しているので、説明不要ですね。
アルバムは必ず聴くべきです。
最初に出したCDは2006年の「手を出すな!」です。
ウカスカジーという名はまだなく、GAKU-MC / 桜井和寿 (Mr.Children)という名義でした。
とつくづく感じた曲でした。
三宅伸治
2007年に発売された「つづく」というアルバムの中の「君が降りてきた夏」でコラボしています。
ap bank fes'06でこの曲をカバーしたことで実現したようです。
ap bank fesで披露した時より、ゆっくりとしたテンポになっています。
個人的にはap bank fesバージョンの方が好きです。
ナオト・インティライミ
2018年に発売されたナオト・インティライミのアルバム「7」に収録されている「Amor y sol eith 桜井和寿」でコラボしています。
MVで、桜井さんお馴染みのMartin D-28を抱えて歌っている姿を見ることができます。
ナオト・インティライミは、2008~2009年頃のMr.Childrenのツアーをコーラス&アコギ担当で一緒に回ったりしていたので、一緒に歌っている画に違和感を感じません。
まとめ
- Mr.Children 桜井和寿はコラボ相手にピッタリの歌い方で合わせることができる素晴らしいボーカリスト!
- もっと色々なミュージシャンとのコラボを見たい場合は、ap bank fesのDVDがオススメ!
ちなみに、GAKU-MCと組んでいるウカスカジーが初めてライブDVD/Blu-rayを発売しました!
ステージ裏やリハーサル風景もしっかりと収録されていて、桜井さんファンにはたまらないDVD/Blu-rayになっています!