個人事業主の開業届を税務署に持って行ってきました。
手続きは色々とめんどくさいのかなぁと思っていたのですが、開業freeeというサイトでとてもラクちんにできてしまいました。
それについては後半に触れるとして、なぜ個人事業主になろうと思ったのかをメリットとデメリットから紹介します。
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まずは自己紹介
最初に僕がどういった立場の人間かというのを記しておきます。
メモ
- 本業:会社員→社員20名程度の小さな会社で副業はOK
- 副業(趣味)でブログ→収益4桁円/月(2020年12月現在)
- 確定申告未経験
- 日商簿記3級保有
副業は、今はブログ以外何もやっていないですし、収益もほとんどないも同然です。
個人事業主開業のきっかけ
今の会社は転職して1ヶ月も経っていませんが、事務所のトップの方(社長ではない)にこう言われました。
うちの会社は副業OKだから是非とも個人事業主として開業してくださいね。
僕も社長に言われて3年前に開業届を出したんですよ。
経費が使えるようになって節税になりますよ。
ほんのりと個人事業主のことは聞いたことがありましたが、、、
もっと詳しく教えてくれと食いついて色々と話を聞いてみました。
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聞いた話
メリット:経費が使える
先ほど書いたように「経費」というものを使えると節税になり、とてもお得です。
このロジックがよく分からない方のために、念のため説明しておきます。
補足説明
例えば、Aさんは本業の年収が500万円だとします。
実際Aさんが手にすることができる手取り収入は、この500万円に対して課せられる税金等を引かれた分になります。
一方、同じく本業の年収が500万円のBさんがいるとします。
Bさんは個人事業主として開業していて、この1年間で50万円の経費を使用しました。(副業収入はゼロとします。)
副業は赤字なのですが、個人事業主として開業していれば、年収は「本業年収+(あれば)副業収入-経費」という風に本業と副業を合算できるので、この場合のBさんの年収は、「500万-50万=450万円」ということになります。
日本は累進課税制度を適用していますから、年収が高ければ高いほど支払う所得税は増えていきます。
どうせ仕事で必要なものを購入するのであれば、経費として年収から差し引いているBさんの方が支払う所得税が少なくて済むというわけです。
では、経費としてみなされるものにはどのようなものがあるのか、僕のようにWebサイトを運営している場合で挙げてみると、
- 飲食代
- 書籍代
- パソコン代
- サーバー代、ドメイン代
- 電気代(一部)
- インターネット料金(一部)
などなど、事業に関わる代金はほとんどOKらしいです。
家賃もいけたりするみたいですね。
飲食代なんて、何人かで飲みに行って割り勘して領収書を・・・(これ以上言うのはやめておきます。)
このように、経費で色々落とすことができると、周りの友達と同じ年収であったり、むしろ年収が低くても、意外と手取りは多かったりして、生活に余裕ができるかもしれません。
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デメリット①:失業保険が貰えない
本業を辞めた時の失業保険が貰えなくなるようです。
個人で事業をやっていると認識されるので当たり前と言えば当たり前ですね。
デメリット②:確定申告が必要
僕は今までに確定申告をしたことがないので、どれだけ大変なのか分かりませんが、個人事業主のメリットを活かすには確定申告をする必要があります。
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個人事業主の開業方法
会社が副業を許可しているのであれば、メリットとデメリットを天秤にかけてみて、個人事業主になることが魅力だと感じた方はできるだけ早く開業しましょう。
調べてみると、税務署まで行かなくても手続きができるサイトがありました。
当記事の冒頭で少し書きましたが、開業freeeというサイトです。
完全無料なのですが、質問を順番に入力していけば勝手に届出書ができているという素晴らしいサイトです。
Googleのアカウントを持っていれば登録の手間も省けます。
登録から届出書の完成まで5分もあれば終わります。
届出書は、税務署に直接持って行ってもいいですし、時間が取れないのであれば郵送でもOKです。
自分が入力した住所から、届出書をどこの税務署に送れば良いのか住所まで教えてくれます。(むしろ住所のところを切り取って封筒に貼ればOKです。)
僕は直接税務署に持って行きましたが、届出書(+控え)を渡して受付書みたいなものに自分の住所や名前を書いている間に届出書に受付印を押してくれていて、控えを受け取ってさようならでした。
わずか1分ほどです。
あっさりしすぎてこんな状態でした。
ハードルは全く高くないので、是非活用してみてください。→開業freee
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まとめ
僕は副業収入はほとんどないですが、損益を通算できるところに魅力を感じたのでとりあえず開業届を出してみました。
実際にやってみて本当にいいものかどうかというのは後々記事にしていきたいと思います。