このような方におすすめの記事です。
- せっかくのNISA、インデックス投資1本じゃおもしろくない
- 100円からでも高配当ファンドに投資したい
- 不労所得を得る気分を味わいたい
2024年から新NISAが始まりました。
つみたて投資枠と成長投資枠の2つの枠がありますが、僕の大好きな毎月分配型の投資信託はいずれの枠でも買うことができません。
ちなみに、僕のお気に入りの毎月分配型投信は「ピクテ・バイオ」と「世界のベスト」です。
-
参考【資産運用】毎月分配は悪なのか?「ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなしコース」の魅力!
NISAやiDeCoの認知度が高まり、インデックス型の投資信託を積み立てるインデックス投資が流行っています。 僕もS&P500や全米株式に連動するインデックスファンドを買ってはいますが、毎月の ...
続きを見る
-
参考【資産運用】毎月分配は悪なのか?「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(世界のベスト)の魅力!
高分配投資信託シリーズ 第3弾は「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」です。本記事では以下、愛称となっている「世界のベスト」と呼ぶことにします。 ちなみに第1弾は「アライ ...
続きを見る
いずれも分配利回り10%超えで、ちょっとだけリスキーなファンドです。
これらをNISAで買えないのはとても残念だったのですが、SBIが新たに販売開始した投信をうまく組み合わせることで、高利回りの分配金を毎月もらえることに気が付きました。
ピクテ・バイオや世界のベストほどのぶっ壊れた利回りではないですが、その分安全で長期保有には向いているかと思います。
それでは、そのファンドたちを紹介します。
スポンサーリンク
1.SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
愛称は、「日本シリーズ-日本高配当株式(分配)」といいます。
特徴
投資対象は日本の株式とし、その中でも配当利回りに着目したファンドになります。
銘柄選定は、平均配当利回りが市場平均を上回るようにしており、高水準のインカムゲイン(配当収入)と中長期的な値上がり益の獲得を目指しています。
ファンドマネージャーが投資先を決定するアクティブファンドにあたります。
経費
信託報酬:0.099%
アクティブファンドにも関わらず、信託報酬はインデックスファンドと同水準です。
これが推せるポイントです。
分配金
本ファンドは、1月・4月・7月・10月の各10日に決算(年4回)を行い、その都度分配額を決定します。
2023年12月に販売開始されたばかりであるため、分配金実績はありません。
ちなみに、2023年12月29日時点における組入銘柄の配当利回りは約4.6%となっています。
組入銘柄
2023年12月29日付の月次レポートによると、組入上位10社は以下のようになっています。
- 神戸製鋼所(3.41%)
- 商船三井(3.33%)
- サンゲツ(3.29%)
- 日東工業(3.29%)
- 安藤・間(3.28%)
- SBIホールディングス(3.28%)
- AREホールディングス(3.27%)
- カヤバ(3.27%)
- 長谷工コーポレーション(3.26%)
- JFEホールディングス(3.26%)
*カッコは比率
全30社組み入れられていますが、比率最下位のJTでも3.12%なので、時価総額がほぼ均等になるように比率決定していると思われます。
スポンサーリンク
2.SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
愛称は、「SBI・V・米国高配当株式(分配重視型)」といいます。
特徴
投資対象は米国の株式とし、その中でも配当利回りに着目したファンドになります。
具体的な投資対象は「バンガード・米国高配当株式ETF」で、通称「VYM」と呼ばれています。
分配金の出ない同じ投資対象のファンド「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド」が、2021年6月から販売されており、順調に純資産・基準価額を伸ばしています。
「分配金が欲しいならETFのVYMを買えばいいじゃん」っていう方もいるかもしれませんが、投信なら100円から買えるっていうのがおいしいです。
経費
信託報酬:0.1238%程度
分配金の出ないタイプと同じ信託報酬です。
分配金
本ファンドは、2月・5月・8月・11月の各20日に決算(年4回)を行い、その都度分配額を決定します。
2024年1月に販売開始されたばかりであるため、分配金実績はありません。
ちなみに、VYMの直近配当利回りは約3.9%となっています。
組入銘柄
分配金が出ないタイプの2023年12月29日付の月次レポートによると、組入上位10社は以下のようになっています。
- JPモルガン(3.48%)
- ブロードコム(3.41%)
- エクソンモービル(2.87%)
- J&J(2.68%)
- ホーム・デポ(2.49%)
- P&G(2.45%)
- メルク(1.96%)
- アッヴィ(1.94%)
- シェブロン(1.82%)
- バンク・オブ・アメリカ(1.66%)
*カッコは比率
VYMの投資先はトータルで449社のため、かなり分散が効いています。
スポンサーリンク
3.SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
SBI欧州シリーズとして、2024年2月に新たに誕生したファンドです。
特徴
投資対象は欧州の株式とし、その中でも配当利回りに着目したファンドになります。
ファンドマネージャーが投資先を決定するアクティブファンドにあたります。
経費
信託報酬:0.099%程度
アクティブファンドにも関わらず、信託報酬はインデックスファンドと同水準です。
これが推せるポイントです。
分配金
本ファンドは、3月・6月・9月・12月の年4回決算を行い、その都度分配額を決定します。
2024年2月に販売開始のため、分配金実績はありません。
ちなみに、2023年11月30日時点における組入銘柄の配当利回りは約6.12%とかなりの高配当となっています。
組入銘柄
まだ情報がほとんど出ていないのですが、X(旧Twitter)で関係者さんが書き込んでいたのは以下です。
- ネスレ(スイス)
- ミシュラン(フランス)
- アクサ(フランス)
- アリアンツ(ドイツ)
- メルセデス・ベンツ(ドイツ)
- BMW(ドイツ)
- HSBC(イギリス)
- ボーダフォン・グループ(イギリス)
有名な会社が多いですね。
ボーダフォンは配当利回り10%超えのようです。
スポンサーリンク
まとめと方針
上記3ファンドをまとめると以下のようになります。
ファンド | 日本高配当株式 | 米国高配当株式 | 欧州高配当株式 |
信託報酬 | 0.099% | 0.1238% | 0.099% |
決算月 | 1月/4月 7月/10月 |
2月/5月 8月/11月 |
3月/6月 9月/12月 |
利回り | 約4.6% | 約3.9% | 約6.1% |
これら3ファンドをすべて買えば、決算期の違いにより実質毎月分配をゲットすることができます。
分配金の利回りがどのぐらいになるのかは現時点では分かりませんが、組入銘柄の配当利回りと同等になるのであれば、全ファンド同額購入で年間利回りは5%弱となります。
ピクテ・バイオや世界のベストに比べると利回りは低いですが、つみたて投資枠でインデックスファンドを積み立てつつ、成長投資枠でこれらを買ってお小遣いをもらうのはアリかなと思っています。
なお、これらのファンドを買うにはSBI証券の開設が必要です。
ハピタス経由で開設すればハピタスポイントをゲットできます。
そのポイントをPontaに交換すれば、SBI証券で投信や株の購入に充てることができ、かなりお得です。(現金化もできます。)
もちろんNISAで買い付ける時にもポイントを使えます。
SBI証券では、Vポイント(Tポイント)やPontaを投資に使えるので、ポイ活とも相性が良くおすすめの証券会社です。