2020年12月号の特集は「苦難にまさる教師なし」というテーマです。
感想を書いていきます。
スポンサーリンク
苦難と言っても色々ある
まず、「苦難」という言葉からどのようなことをイメージするかは人それぞれだと思います。
文中に出てくる新井氏のように足を失うような大きな事故に遭うこと、大病を患ってしまうこと、災害によって家や身近な人を失ってしまうこと、新型コロナによって仕事がなくなってしまうこと、毎日のように厳しい上司に怒られること、スポーツでなかなか良い記録が出ないこと、どうしても英語の点数が伸びないこと、、、といったように命に関わるような苦難から、自分が努力すれば何とかなるような苦難まで、今置かれている環境によって色々あります。
スポンサーリンク
誰にでも苦難はある
このように、苦難の度合いは幅広いものなので「苦難なんて体験したことないよ」って言う人はいないはずです。
もしいたとしてもその人には人間的な魅力はないと思います。
なぜなら「苦難にまさる教師なし」というテーマのとおり、苦難は自分自身を成長させてくれる教師だからです。
苦難を乗り越えることによって能力を高めることができたり、人として成長することができる、ということですから、普段自分が関わってるような人は皆、何かしらの苦難を体験してきたはずです。
スポンサーリンク
苦難からは逃げてもいい
では、その人たちは皆すべての苦難を乗り越えてきたのでしょうか。
特集に出てきた超優秀な方々は、その道1本で必死に努力して乗り越えてきたのかもしれません。
苦難の先に自分の夢や目標が明確に見えているのなら努力するしかないですし、その努力をすることに何の迷いもストレスもないはずです。
反対に、乗り越えたところで別に嬉しくも価値もないような苦難が目の前にあるとしたら、わざわざ乗り越える必要もないのではないでしょうか。時間の無駄としか思えません。
がんばりたくないのならがんばらなくて良くて、自分が心を揺さぶられることを早く見つけてそっちの苦難を乗り越えていくようにがんばれば良いだけのことだと思います。
自分はどのような人生を歩んでいきたいのかを常に問い質しながら、一度しかない人生を充実したものにできるように行動していきたいです。
-
-
【致知】人間学を学ぶ月刊誌「致知」について
当ブログでは、致知出版社の月刊誌「致知」という雑誌を読んだ感想を月に一度書いています。 参考 今さらになりますが、この「致知」がどういった雑誌なのか?世の中でどう活用されているのか?なぜ僕が読んでいる ...
続きを見る
関連記事
致知
2022/5/10
【致知】2022年6月号「伝承する」を読んだ感想
致知2022年6月号のテーマは「伝承する」です。 特集を読んで気になったところを2箇所挙げます。 スポンサーリンク 1.片川儀治さんの手紙より きっと夢も志もなく、 ただ生活費を稼ぐために働いたり、 一時の快楽を求めるような人生になっていた 致知と出会ったことで仕事に対する意識が変わったとのことです。 僕も社会人になってから10年ぐらいは、昔の片川さんのようにダラダラと働いていましたが、副業や転職を経て仕事に対する考え方が変わりました。 社会人になると多くの人が、起きている時間のほとんどを仕事に費やし、中 ...
ReadMore
致知
2021/1/3
【致知】2021年2月号「自靖自献」を読んだ感想
2021年2月号の致知のテーマは「自靖自献」です。 「致知」については下の記事を参考にしてください。 特集を読んだ感想を書きます。 スポンサーリンク 「自靖自献」とは? 意味 自靖自献(じせいじけん)という言葉は初めて見ました。 意味は「自ら靖(やす)んじ自ら献ずる」、つまり「心の平安を保ち、世のため人のために自らを尽くすこと」だそうです。 内容 「自靖自献」という言葉で伝えたいことは以下です。 事あるごとにイライラしたり不平を言ったり人と衝突ばっかりしている人が、人のために尽くすことなどで ...
ReadMore
致知
2022/8/5
【致知】2022年9月号「実行するは我にあり」を読んだ感想
致知2022年9月号のテーマは「実行するは我にあり」です。 特集のページを読んだ感想を書きます。 スポンサーリンク 実行するは我にあり 人生は自分が実行しなければ何も始まらない とても分かりやすい言葉です。 致知にたびたび登場している平澤興氏の言葉も紹介されています。 何よりも大切なことは あくまでも自己との約束を守り 一度やろうと決心したことは 必ずやり通し 決して自己を欺かぬこと リンク スポンサーリンク 感想 つい先日、Amazon primeで「ファイトクラブ」というブラッド・ピット ...
ReadMore
致知
2020/11/28
【致知】2020年9月号「人間を磨く」を読んだ感想
致知2020年9月号のテーマは「人間を磨く」です。 毎度毎度よく使われているような言葉ですが、ついにテーマになりました。 ・・・いや、調べてみると2010年11月号でもテーマになっていたようです。 MrSakaついにネタ切れか!? それは置いといて、特集の感想を書きます。 スポンサーリンク 自分を磨く方法 自分を磨く方法として、以下の4つのポイントが紹介されていました。 古今の師に学ぶ 仕事に打ち込む 意識を高める へこたれない 個人的には2と3が考えさせられたポイントです。 仕事に打ち込む ...
ReadMore
致知
2021/3/4
【致知】2021年4月号「稲盛和夫に学ぶ人間学」を読んだ感想
致知 2021年4月号の特集タイトルは「稲盛和夫に学ぶ人間学」です。 稲盛和夫と言えば、京セラ、KDDIの創業者、日本航空(JAL)の再建などに携わったスーパー経営者です。 そんな偉人が放った言葉とは? 素晴らしい人生を生きるための絶対条件とは? リンク スポンサーリンク 苦しい時に取るべき行動 災難や苦難に遭った時には以下のような行動を取るべきだと書かれています。 嘆かない 腐らない 恨まない 愚痴をこぼさない ひたすら前向きに明るく努力を続ける そして何よりも、与えられた苦難に感謝することが大事だとの ...
ReadMore