致知5月号(2020年)のテーマは「先達に学ぶ」です。
4人の偉大な先人が登場します。
- 安岡 正篤(やすおか まさひろ)
- 森 信三(もり のぶぞう)
- 平澤 興(ひらさわ こう)
- 坂村 真民(さかむら しんみん)
致知ではお馴染みです。
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先達とは?
先達(せんだつ)という言葉は、致知ではよく出てきますが、普段なかなか聞くことはありません。
先達:先に道に達し、導きをする人
この先達を追いかけ続けてここまで成長した雑誌が致知です。
特に取り上げられたことが多いのが先に挙げた4人の先達で、今月の特集では、一人ずつ紹介されていました。
4人の先達
1.安岡 正篤
致知は、安岡先生とは直接会ったことはないそうです。
僕は致知で名前を見たことがあるだけなので、改めてGoogleで調べてみると、、、
・・・怖そうですね。
中身が外見に滲み出ているような威圧感があります。
何者かと調べてみると、陽明学者・哲学者・思想家だそうです。
そして、驚くべきは三菱グループ、近鉄グループ、住友グループ、東京電力などにも指南していたとのこと。
恐るべしカリスマ。
確かに、この見た目だと話すことに説得力がありそうです。
2.森 信三
続いては、哲学者・教育者の森信三先生です。
本名は「のぶぞう」ですが、「しんぞう」と呼ばれることも多いようです。
間寛平さんにちょっと似ていて、安岡先生よりは親しみやすそうです。
致知担当者さんは、森先生が88歳のときに初めて会って、お寿司をごちそうになったとのことです。
どのような雰囲気の食事だったのか想像がつきませんが、おいしいはずのお寿司もちゃんと味わえなかったんじゃないでしょうか。
とはいえ、それ以上に学べたことが多いかと思いますが。
3.平澤 興
次は医学者の平澤先生です。
チョビ髭が印象的です。
致知担当者さん曰く、
マスコミ的にはほとんど知られていない人の中に
本物の人がいる
とのこと。
確かに調べてみても、平澤先生を大きく取り上げているのは致知ぐらいです。
お医者さんは人の命のことを常に考えている職業だと思います。
そのような方から発せられる言葉はとても重みがあるでしょうし、胸に響くことと思います。
4.坂村 真民
最後は、先月号にも登場した詩人・坂村真民先生です。
なんと、名前で検索すると顔写真よりも詩の方が多いです。
それもそのはず、先月号の特集に書かれていましたが、坂村先生は1万篇以上もの詩を書いたスーパー詩人ですから。
先月はこつこつと継続することの大切さを教えてくれました。
日々精進、日進月歩の気持ちで生きていきます。
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4人の共通点
・情熱の人
4人は、生涯を懸け自らを成長させようとしていた人たちです。
どのような人生を歩みたいかは人それぞれですが、何か人生に目標を持って生きていくことはとても大事だと思います。
何も考えていない人って、話してみたり、普段の暮らしっぷりを見ていると大体分かったりします。
人間的魅力に欠けるような気がします。
自分自身の人生の目標に対して、愚直に挑戦し続ける。
そんな生き方をしていきたいと今一度感じさせられました。
・人の心に火をつける
4人は、縁ある人の心に火をつけ、光を灯そうとしていた人たちです。
自分のことだけでなく、身の回りの人たちの生活や人生も良くさせたいと考えていたようです。
人の気持ちを震わせるには、言葉を投げかけるだけでは難しいです。
行動と実績が伴って初めて説得力が出てきます。
結局、人の心に火をつけるには、自分自身が成長していく必要があり、情熱を燃やし続けることが大事です。
いろいろと不安な世の中ですが、みんなで力を合わせていきましょう。