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【家づくり&資産運用】住宅ローンはフルローンがおすすめ!前倒し返済はしてはいけない!

住宅ローンの本申し込みが終わり完了し、融資してくれる金融機関に行ってきました。

そのときに、営業マンと話をしていると、

営業マン
営業マン
前倒し返済は、ネットでやると手数料がかからない。
多くのお客さんが前倒し返済をして、できるだけ早くローンを終わらせようとする。

と言われました。

個人的には、頭金はできるだけ少なくして、(今の金利が続くようなら)前倒し返済はしない方が良いと思っています。

それではどうすべきかなのか、紹介します。

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方法1.高配当株の購入

頭金の支払いや前倒し返済に支払うお金があるぐらいなら高配当株を買った方がいいです。

株式を保有していると定期的に配当金が入金されます。

それをローンの返済などに回すと家計に余裕が生まれます。

株式投資をしたことがない方向けにざっくり説明します。

 

高配当株とは?

ある企業の株式を購入すると、その企業の株主になることができます。

株主は、その企業が稼いだ利益から配当金をいただくことができます。

配当金

*銀行に預けている時に貰える利子みたいなものです。

*配当ゼロの会社もあります。

その企業の株価に対する配当金の割合を「配当利回り」といいます。

例えば、株価:2,000円の株の配当金が50円の場合、配当利回りは50÷2,000=2.5%となります。

日本株では、平均が大体2%台と言われているようです。

なので、配当利回りが3%以上の株を高配当株と呼んでもいいのではないかと思います。

普段よく使うような銀行の利子が0.001%だったり、ネット銀行でも0.1%だったりすることを考えると、かなりお得に思えます。

注意

株には元本割れのリスクがあります。

有名どころでは、日本たばこ産業(JT)、三井住友銀行、オリックスなど多くの人が聞いたことがあるような企業でも高い配当金を出しています。

MrSaka
MrSaka
僕はリスク承知でJT比率が高めです。

※2021年2月、JTは減配を発表しました

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MrSaka
MrSaka
こういったリスクもあります。

得られる配当金額は?

実際に得られる配当金には、20%の税金がかかります。

なので、配当利回り5%の株を購入しても、実際に得られる配当金は4%相当ということになります。

下の表に、株式購入額と20%の税引き後の配当利回りから算出した年間受取配当金額をまとめてみました。

f:id:MrSaka:20200321204636p:plain

例えば、税引き後利回り4%の株を500万円分購入すれば、年間受取配当金額は20万円になります。

月々にすると16,666円です。

これがいわゆる不労所得で、これだけの金額をローンの返済に充てられることになります。

別にローンの返済に余裕があるのなら、株式に再投資したり、美味しい食事を食べたりすれば良いです。

そして、この配当金による不労所得の額が大きいか小さいかは、次の項目を読んで判断してみてください。

 

住宅ローンの支払い利息は?

住宅ローンの利息を年間どれぐらい支払うか or 支払っているかを計算したことがあるでしょうか?

例えば、金利:1%で借入年数:35年とした場合の年間支払い利息(総支払利息÷35年)を、借入金額別で算出すると以下のようになります。(金利の変動は無視)

  • 1,000万円借入:5.3万円/年
  • 1,500万円借入:8万円/年
  • 2,000万円借入:10.6万円/年
  • 2,500万円借入:13.3万円/年
  • 3,000万円借入:15.9万円/年
  • 3,500万円借入:18.6万円/年
  • 4,000万円借入:21.2万円/年
  • 4,500万円借入:23.8万円/年
  • 5,000万円借入:26.5万円/年

返済年数を短くすると、支払い利息は少なくなりますが、例えば返済を10年にしたところで、35年返済と比べて年間1万円も変わりません

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支払い利息 < 配当金

先ほど、利回り4%の株を500万円分購入したときの例を出しましたが、その時の年間受取配当金額は20万円でした。

上の借入金額別の年間支払い利息を見てみると、3,500万円借入のときで18.6万円です。

配当金だけで支払利息を完全に補うことができています

つまり、3,500万円を無利子で借りている状態と言えます。

MrSaka
MrSaka
かなり魅力的!!

しかも、頭金や前倒し返済は手元のキャッシュが失われるのに対して、株式の場合は元本割れのリスクはあるものの、銘柄選びさえきちんとしていればゼロにはならず、むしろプラスにだってなる可能性もあるのです。

元本割れは嫌だ!という方もおられるかもしれませんが、元本割れしても大丈夫ですよ。

利回り4%あれば25年経てば配当金だけで元本を回収できるようになっています。

ローンの支払いで30年、35年を考えているのなら、25年なんてそんなに長くないですよね。

基本的には、長期投資でBuy & Holdです。

含み損は幻、配当金をちょこちょこ貰っていきましょう。

 

高配当株を買う方法は?

株式投資をするには、証券会社の開設が必要です。

有名な証券会社としては、

  • SBI証券
  • 楽天証券

この2社です。

ほとんどの方が、このどちらかを使っていることが多いです。

僕は両方使っていますが、本当にどちらでも良いと思います。

ただ、楽天証券はSPU対象サービスになっているので、楽天ユーザーにはおすすめです。

それから、株式投資が初めてで、いきなり数十万円、数百万円もの株を買うのは怖いという方には、SBIネオモバイル証券もおすすめです。

SBI証券や楽天証券では、100株単位で購入する必要がありますが、SBIネオモバイル証券では1株単位で購入することができます。

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ポイント

*株を買うには証券会社の開設が必要

*基本的にはSBI証券か楽天証券でOK

*楽天ユーザーには楽天証券がオススメ(SPU対象)

*資金が少ない人や、投資初心者にはSBIモバイル証券がオススメ

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気を付けなければならないことは?

住宅ローンの金利上昇

近年のマイナス金利政策の恩恵を受けて、この方法が有効になっているところがあります。

もしも今後金利が大きく上昇するようなことがあれば、「配当金<支払利息」となるかもしれません。

その時は、前倒し返済をするのか、引き続き高配当株投資をするのか、見直しが必要です。

理想は、金利アップに負けないぐらいの配当金を積み上げておくことです。

 

配当金の減少

いくら高配当株といえども、投資先の企業が利益を確保できなければ配当金を減配したり、ゼロにしたりすることもあります。

どの企業の株を買うかは、しっかりと調査をする必要がありますし、購入した後も決算情報をきちんとチェックするようにしましょう。

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方法2.つみたてNISAのフル活用

次の方法は、つみたてNISAというお得な制度をフル活用しましょう、というものです。

最近は、つみたてNISAという言葉を聞いたことある方も増えているようですが、簡単に言うと、最大で年間40万円×20年の売買益や分配金を非課税で受け取ることができる制度です。

年間40万円を20年継続するフル活用により、ローンの支払いがさらにラクになると考えられます。

 

つみたてNISAの運用方法は?

一番簡単な方法としては、投資信託を毎月定期買い付けすることです。

僕は、楽天証券で毎月33,333円分(年間399.996円)の投資信託を購入しています。

楽天証券の場合、楽天カードからの引き落としで購入できるため、証券口座内の残高を気にする必要がなく、楽天ポイントまでゲットできます。

どの投資信託を買えばいいかというのは、調べるといろいろと書かれていますが、

  • 楽天VTI
  • eMAXIS Slim S&P500
  • eMAXIS Slim 全世界株式

このあたりが人気なようです。

基本的には、米国を中心として、今後世界は経済発展し続けるだろう、という考えを持った方が多いです。

特にこだわりのない方は、何も考えずそれに乗っかればいいと思います。

20年間積み立てる訳ですから、2020年のコロナショックのようなことが起こると含み損になることもあるかもしれませんが、毎月ひたすら買い続けましょう

これまでの歴史を振り返ると、米国の株式インデックスは15年以上保有した場合、どこの期間を切り取ってもプラスになるというデータがあります。

とにかく市場から逃げ出さないことが大事です。

 

20年後、高配当株投資

毎年40万円を20年間積み立てると、投入資金は800万円になります。

当然今の段階では20年後いくらになっているかは分かりませんが、仮に年間+3%で運用できたとすると、資産は1,000万円を超えます

夫婦2人で同じように積み立てると合計2,000万円です。

低金利が続いているのならば、この2,000万円でローンの一括返済!っていうのはやめておいた方が良いです。

2,000万円もあればローンを完済できるかもしれませんが、20年後からまたお金を貯めていくのは大変です。

老後2,000万円問題というのもありましたし、できればこの2,000万円はとっておきたいところです。

なので、この2,000万円を高配当株購入資金に充ててみるのはどうでしょうか。

利回り4%で運用できると、年間配当はなんと80万円です。

それまでに買っていた分も含めると、年間配当100万円超えも夢じゃないです。

年間100万円というのは、3,000万円を35年、金利1%で借りたときの年間返済額とほぼ同じです。

つまり、ローンの返済すべてを配当金で支払えるということです。

そして、ローンの返済が終わってからも年金のように配当金をもらい続けることができます

ここまでになると、将来年収が下がったとしても怖くないですし、むしろもっと自由に仕事を選べるようにもなるかもしれません。

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まとめ

  • 今の低金利であれば、住宅ローンは頭金はできるだけ払わず、前倒し返済もしない方がお得!
  • その代わりに高配当株の購入とつみたてNISAをフル活用しましょう!
  • そのためには、入金力の向上、固定費の削減が絶対条件!

株式投資をしたことがない方には分かりにくい話だったかもしれませんが、これを機に始めてみてはいかがでしょうか?

資産運用を始めるにあたって、遅すぎるということはないです。

証券会社の開設には時間がかかりますので、すぐに行動することが大事です。

ちなみに、、、ポイントサイト《ハピタス》経由して証券会社を開設するとお得です。

 

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