晴れた日のドライブにもピッタリのap bank fesのDVD。
今回は第5回目「ap bank fes'09」の見どころやオススメ曲を紹介します。
Mr.Children
セットリスト
※★はDVD収録曲
- Simple ★
- 靴ひも
- 箒星
- エソラ ★
- 彩り ★
- タダダキアッテ ★
- overture~蘇生 ★
- and I love you
- 終わりなき旅 ★
- 僕らの音
前半は爽やかで優しい雰囲気の曲、後半はゆったりとメッセージを込めた曲という構成です。
*DVDオススメ曲*
タダダキアッテ
HANABIのカップリング曲として収録されていた曲です。
CDでは、タガタメがかなりポップにアレンジ(タガタメの原曲らしいですが)されていますが、そこまで軽い感じではありません。
ちょうどタガタメとタダダキアッテの中間のような感じです。
タガタメよりも優しくメッセージを伝えてくれます。
HANABIが発売されたときに雑誌「CDでーた」2008年9月号で桜井さんがこう語っていました。
演奏する側の思いみたいなものを、そのまま伝えるんじゃなくて、ポップソングとして、作品として、聴き手に完成させてもらう、というか・・・。
天秤座という星座がありますよね?
でも、1つ1つの星は、そんな正確に天秤の形に並んでるわけじゃないじゃないですか?
でも、誰かがそれを見て、天秤の形だと画に描いたり、あと、蟹座なら蟹の形に描いたりした。
それを「タダダキアッテ」で言うと、今、すでに知ってもらっている方は、最初から僕らが [ 蟹の形 ] に見えていて、それをそのまま伝えるためのアレンジで、今回の [ 原曲(=タダダキアッテ) ] の方は、受け取った人たちが、そうじゃない形に見えるんだったらそう見てもらっても構わないていうか・・・。
そんなポップソングとして、届けていけたらいいなぁっていうか・・・。
同じ曲でも表現次第で色々な伝え方ができるし、受け取る側も色々な思いを乗せられるということでしょうか。
そういう意味では、ap bank fes'09の「タダダキアッテ」は、タガタメでもタダダキアッテでもない別の姿が見られますし、受け取り方も、どちらの曲でもない少し変わった捉え方ができます。
桜井さんの例え話は時々難しいときもありますが、ちょっと変わった例えをするのが面白くて好きなので、桜井さんがインタビューを受けている雑誌は全部買って読んでいます。
Bank Band
桜井さんがボーカルを務め、演奏部隊もかなり豪華なメンバーで構成されています。
基本的にはカバー曲をオリジナルアレンジで演奏します。
2009年は「よく来たね」ではなく「糸」で始まるのが少し驚きでした。
*DVDオススメ曲*
明日のために靴を磨こう
1992年に発売されたヒートウェイブのシングル曲です。
(「沿志奏逢」に収録されている「トーキョー シティー ヒエラルキー」もヒートウェイブです。)
曲自体アップテンポで盛り上がりますが、最後の小倉博和さんのギターソロがしびれます。
歌詞も良くてBank Bandの中でもお気に入りの1曲です。
原曲もかっこいいので是非聴いてみてください。
その他のアーティスト
出演者のほぼ全ての曲をBank Bandが演奏しており、原曲とは少しアレンジを加えたような曲も多いです。
2009年は個別で特に紹介するほどの曲はなかったのですが、リハーサル映像が面白いので紹介します。
*DVDオススメ曲*
リハーサル映像
毎年DVDのどこかにリハーサル映像が入っています。
2009年は3枚目の「Documentary 9」です。
年々編集能力が上がっているのか、見応えがあるものになっている気がします。
この年、Bank Bandが演奏する曲数はなんと77曲とのことで、さすがのスーパーミュージシャンたちも大変なようです。
印象に残ったのは下記3点です。
- 倖田來未:ノリが良くてよく喋る。さすが。
- KREVA:アルバム「焼きそば」、大磯ロングビーチ
- 矢沢永吉:小林武史でも腰が低くなるほどのスター感。
是非、DVDでご覧ください。
最後に・・・
ap bank fes'09は、オススメ曲としては2曲しか紹介できませんでしたが、出演アーティストはどんどん豪華になり、有名な曲もたくさん収録されています!
是非ご覧ください!
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