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【致知】2022年8月号「覚悟を決める」を読んだ感想

致知 2022年 8月

致知2022年8月号のテーマは「覚悟を決める」です。

特集のページを読んだ感想を書きます。

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越智氏の覚悟

越智氏というのは、全国チェーン店である「靴下屋」を運営するタビオ株式会社の元会長です。一代でここまで大きな会社を築き上げた越智氏には、2つの覚悟があったそうです。

1.いまいる場所で花を咲かす

越智氏が中学卒業後に靴下問屋で働いていた時には、早朝から深夜まで働きっぱなしだったそうです。しかし、越智氏はそれが辛いからといって転職しようとはしませんでした。

ここで能力を磨き、成長してやるという強い意志・覚悟があったからです。

 

2.恩ある人の恩義には生涯尽くす

越智氏は靴下問屋で熱心に働いていたにも関わらず、社長の誤解によりクビになってしまったそうです。しかし、自分がここまで一人前になれたのは社長のおかげということで、毎年社長のもとへ挨拶に行くのを欠かしませんでした。

感謝の心を持った義理堅い方であることが分かります。

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感想

まず「いまいる場所で花を咲かす」ことについてですが、今の自分の仕事や環境が楽しくないと思うのであれば、今いる場所を一度肯定してみることから始めるといいと思います。

今の仕事が楽しくなくても、この部分・この作業は割と好きだとか、違う部署の仕事には興味があるとか、この人に喜ばれると自分も嬉しいとか、思っているよりはいいところがあったりするものです。その好きになれるところを自分の中で突き詰めていったり、周りの人や上司に相談することで、意外と自分の置かれた環境は変わることがあります。

もしそれでも楽しくないと感じるのであれば、やってみたいことに向かって挑戦したり、転職したりすれば良いのです。

テーマとなっている「覚悟を決める」という言葉はちょっと重いので、「一度肯定してみる」そして「行動する」ということが花を咲かす第一歩かと思います。

それから「恩ある人の恩義には生涯尽くす」については、僕も実感するところがあります。

熱心に指導してくれた人というのは、自分のことを思ってやってくれているはずなので、離れるようなことがあっても、何かあった時にはすぐに救いの手を差し伸べてくれます。僕は、転職してすぐに困りごとがあり、その時に前職でよくしてもらっていた方に相談して助けてもらったことがありました。距離ができたからといってすぐに疎遠になってしまうのは、それまでの人生を大きく無駄にしてしまうことに繋がると思います。

生涯尽くすというのは言い過ぎですが、せっかく築いた絆は大事にしたいです。

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参考【致知】2022年2月号「百万の典経 日下の燈」を読んだ感想

致知2022年2月号のテーマは「百万の典経 日下の燈」です。 スポンサーリンク 百万の典経 日下の燈とは 「百万の典経 日下の燈」 百万本のお経を読んでも、行動しなければ意味がない。 明治時代の禅僧で ...

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