致知2023年5月号のテーマは「不惜身命 但惜身命」となっています。
それでは、感想を書きます。
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不惜身命 但惜身命とは?
不惜身命
道を極めるためにこの身この命を惜しまない。
但惜身命
この身この命をひたすら愛する。
不惜身命はよく分かりますが、但惜身命の方が少し難しいです。
「但」という漢字の意味を調べてみると、「ただし」とか「しかし」の意味があるようですが、それ以外にも「ただ」「いたずらに」という意味もあるようです。
なんとなく後者の方がしっくりくるような気がします。
「この身この命をひたすら愛するがゆえに、その命を惜しまず道を極める」といった具合ですね。
攻撃は最大の防御なり。
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感想
「不惜身命 但惜身命」という言葉が仏教で使われると書かれていたので、最近読んだ仏教に関する本で、心に響いた言葉を思い出しました。
この体は仏様からお借りしたものです。
借り物だからこそ大切に扱わなければならないですし、病気を患ったとしても、たまたまそういう体を借りているのだから仕方がないと、考え直すことができるということです。
命の限り全力を尽くすのは素晴らしいことですが、体を壊すとどうにもなりません。
僕は借り物の体をできるだけたっぷり使ってあげようという意識を持ちながら、自分も他人も大切にする心構えで生きていきたいと思います。