株式投資には色々な手法がありますが、僕は日本株においては、長期保有目的で高配当銘柄や連続増配銘柄を購入し、配当金をもらい続ける高配当株投資を行っています。
高配当株投資は、株価の成長よりも定期的に口座に入金される配当金に喜びを感じる投資法です。
僕が購入しているコロナ禍をなんとか乗り越えた高配当銘柄と連続増配中の銘柄(連続増配銘柄)を紹介します。
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高配当銘柄
*これから紹介する中に書かれている配当利回りや配当性向は2020年10月時点の数値です。
(1928)積水ハウス
ポイント
- ハウスメーカー首位級
- 新型コロナの影響で予想配当を4円減配したが配当利回り4%超え
- 株主優待あり(1,000株以上)
- 決算が1月
4円減配とは言っても、前年比で見るとプラス1円となっており、株主還元への意識の強さが見られます。
1月決算のため、配当権利月は1月&7月です。配当入金日が他の銘柄とずれるのが嬉しいところです。
(2914)日本たばこ産業(JT)
ポイント
- たばこ事業で寡占企業
- 連続増配はストップしたが配当利回り7%超え
- 配当性向95%
- 株主優待あり(100株以上)
- 海外たばこの売上堅調
高配当株投資家に大人気の銘柄ですが、配当性向が95%まで高まっているのが少し気がかりではあります。
海外たばこの堅調な売上がいつまで続くか、2020年10月のたばこ価格値上げが売り上げにどう影響するのか注目です。
(3244)サムティ
ポイント
- 不動産賃貸が新型コロナの影響軽微で売上好調
- 連続増配見込みで配当利回り4%超え
- 2020年10月12日、株主優待改変で株価上昇
- 決算が11月
不動産事業が新型コロナウイルスの影響を受けにくく、2020年9月30日に業績見込みの下限を引き上げました。
指定ホテルに無料で宿泊できる株主優待は、200株以上必要となりますがとても嬉しいです。
11月決算のため、配当権利月は11月と5月になります。
(8001)伊藤忠商事
ポイント
- 5大商社の中で時価総額トップ
- 配当利回りは3%台
- 非資源に特化
- バフェット効果で株価上昇
配当利回りは5大商社の中では最も低いですが、三菱商事を抜いて時価総額トップに立った勢いがあり、株価の値上がり益も期待できます。
2020年9月、投資の神様:ウォーレン・バフェットが日本の5大商社株をごっそり買ったというニュースが出て、5大商社全ての株価が大きく上昇しました。
(8058)三菱商事
ポイント
- 5大商社の元王者
- 配当利回りは5%超えの水準だが配当性向は約99%
- 累進配当銘柄
- DX(デジタルトランスフォーメーション)に注力
- バフェット効果で株価上昇
時価総額や営業利益で伊藤忠商事に敗れていますが、累進配当を掲げたり、巨額の自社株買い実績もあり、株主還元には力を入れています。
次世代事業として期待ができるDXで新たな殻を破れるかどうか注目です。
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(8306)三菱UFJフィナンシャルグループ
ポイント
- 国内最大の民間銀行
- 配当利回り5%超え
- 新型コロナ後の株価軟調
配当利回り5%超えということで、銀行口座にお金を入れておくより断然お金が増えます。
新型コロナウイルスの影響で大きく下がった株価の戻りは弱いです。
(8316)三井住友フィナンシャルグループ
ポイント
- 銀行の中で利益率トップ
- 配当利回り6%超え
- 累進配当銘柄
三菱UFJより配当利回りは高い上に、累進配当を掲げています。
三菱UFJと同じく、株価の戻りが弱いです。
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(8591)オリックス
ポイント
- リース等、金融サービス中心に多角化
- 配当利回り5%超え
- 配当性向30%が基本だが、今期は50%まで引き上げ
- 株主優待あり(100株以上)
高配当でありながら、株主優待の質が良いことで有名です。
今年初めてカタログギフトをゲットしましたが、どれにしようか悩むほど良い物揃いでした。
家族全員の名義で所有するのもアリです。
株価の戻りが弱い今がチャンスかも?
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(8766)東京海上ホールディングス
ポイント
- 損害保険首位
- 連続増配で配当利回り4%超え
- 配当性向は約80%
- 新型コロナ後の株価軟調
配当性向は高まっていますが、増配意欲高く、自社株買いにも積極的な姿勢を示しています。
株価がそこそこ高いので、こういう銘柄には1株単位で購入できるSBIネオモバイル証券がおすすめです。
(9432)日本電信電話(NTT)
ポイント
- 通信業界王者
- 連続増配で配当利回り4%超え
- 菅総理の発言で株価下落
順調に増配が続いていますが、菅総理による「通信費高すぎる問題」や、ドコモのTOBがどのように売上や利益、さらには配当金に影響するのか注目です。
また、トヨタ自動車やNECとの大型提携の成果にも期待したいです。
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連続増配銘柄
配当利回りはそれほど高くなくても、増配を続けている銘柄もいくつか保有しています。
連続増配株の魅力は以下のとおりです。
- 増配が続く≒増益が続く
- 増益が続く≒株価上昇が期待できる
- 株価が安いうちに購入すれば、将来の高配当株となる可能性あり
- インカムゲイン(配当金)とキャピタルゲイン(値上がり益)の両方を狙える
以前紹介したことがある米国最強ETF:VIG(個人的な見解です。)とほとんど同じ理由です。
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四季報を見れば配当金推移は簡単にチェックできるので、あとは「増収を続けているのか?」「EPS(1株利益)は上がっているか?」といったところもチェックしてみると、意外とお宝銘柄が発見できるものです。
保有銘柄一覧
中小型株が多いので一覧で紹介します。
連続増配銘柄
- (1450)田中建設工業:建物解体
- (1879)新日本建設:建設
- (3712)情報企画:システム
- (3804)システム ディ:ソフトウェア
- (4732)USS:中古車オークション
- (8593)三菱UFJリース:リース
- (8892)日本エスコン:不動産
- (9640)セゾン情報:システム
配当利回り自体はそれほど高くない銘柄もありますが、これからの増配と株価の上昇に期待して長期保有することにしています。
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まとめ
紹介した銘柄をまとめると以下です。
紹介銘柄一覧
▼高配当銘柄
積水ハウス、JT、サムティ、伊藤忠商事、三菱商事、三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友FG、オリックス、東京海上HD、NTT
▼連続増配銘柄
田中建設工業、新日本建設、情報企画、システム ディ、USS、三菱UFJリース、日本エスコン、セゾン情報
大幅な減配や企業の方針変更がない限りはホールドし続け、含み損になっても積極的に買い増しを進めます。
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以上、ご参考になさってください。