致知2022年4月号のテーマは「山上 山また山」です。
それでは、特集を読んだ感想を書きます。
スポンサーリンク
「山上 山また山」とは...
1つ山を登れば、彼方にまた大きな山が控えている。
それをまた登ろうとする。
力尽きるまで。
人生を山に例えた言葉です。
生きていくことは山を越えていくこと、死ぬまで努力を怠らないことを表現していると思われます。
スポンサーリンク
印象に残った言葉
いくつかの言葉が紹介されていますが、その中で印象に残った言葉は以下です。
- 死ぬ間際まで読むこと、書くこと、話すことは続けていきたい。
- 息をひきとるときにもっとも完熟した人格を備える。
- 一生自己を進化していこう。
1.死ぬ間際まで~
死ぬ間際まで読むこと、書くこと、話すことは続けていきたい。
禅の高僧・松原泰道氏の言葉です。
僕は仕事柄、文章を読んだり書いたりすることが多いのですが、ブログをやっているため仕事以外でも文章を書くようになっています。
そのせいか、僕にとってこの言葉はとても突き刺さり、元気に生きている限りはコツコツと続けていきたいという気持ちが強まりました。
ちなみに、松原氏がこのような思いを抱くようになったのは、江戸時代後期の儒学者・佐藤一斎に関する本を読んだことがきっかけになったそうです。
リンク
2.息をひきとる~
息をひきとるときにもっとも完熟した人格を備える。
哲学者である安岡正篤氏の弟子・伊與田覺氏の言葉です。
確かに、加齢とともに体力が衰えるのは仕方ないかもしれませんが、人格は年齢と共に磨くことができます。
自分を振り返ってみると、お給料や資産は増えたかもしれませんが、それに伴い何かに対して情熱を燃やすとか夢を追いかけようという気力は失われているような気がします。
これは完全に人格の衰えに繋がりますね。。。
-
-
参考【致知】2021年12月号「死中活あり」を読んだ感想
致知2021年12月号のテーマは「死中活あり」です。 この言葉は安岡正篤氏の「六中観」で挙げられている、6つの言葉の中の1つだそうです。 その意味や感じたことについて書いていきます。 スポンサーリンク ...
続きを見る
3.一生自己を~
一生自己を進化していこう。
遽伯玉(きょはくぎょく)の言葉を受けて、安岡正篤氏が力強く呼びかけた言葉です。
これを読んで思い出したのは、「1.01と0.99の法則」です。
楽天の三木谷社長が執筆した「成功のコンセプト」に書かれているもので、1.01を100乗、1000乗すればとてつもなく大きな数値になりますが、0.99を同じように乗じるとほぼゼロに近づくということを表しています。
つまり、1日に1%進化するのか、1日に1%退化するのかで人生は大きく変わることになります。
リンク
スポンサーリンク
感想
人生山あり谷あり(=いいこともあれば悪いこともある)と言いますが、今の時代は人生山山山です。
日々1%の努力と進化で、夢を実現しましょう。
致知
2024/6/4
【致知】2024年7月号「師資相承」を読んだ感想
致知2024年7月号の特集・テーマは「師資相承」です。 感想を書きます。 スポンサーリンク 師資相承とは 師から弟子へと道を次代に伝えていくこと 特集には、人格を形成するには師匠運(どういう師匠に出会うか)が重要だと書かれています。 スポンサーリンク 感想 学生時代には学校の先生や塾の先生、社会人になってからは先輩や上司、育ってきた色々な場で師匠と呼べるような人に出会いました。 価値観は大きく影響を受け、それによって人格も形成されてきたと思います。 てことは僕の人格が悪いと言われたら、それはきっと師匠たち ...
ReadMore
致知
2025/2/5
【致知】2025年3月号「功の成るは成るの日に成るに非ず」を読んだ感想
致知2025年3月号の特集テーマは「功の成るは成るの日に成るに非ず」です。 それでは感想を書きます。 スポンサーリンク テーマの意味 「功の成る」とは「成功」を意味するので、テーマとなっている言葉は 成功するのはある日突然成功するのではない。 という意味になります。 つまり、成功するには毎日の積み重ねが大事だということです。 この言葉の後には、災いも同じく突然起こるものではなく、その兆しがあって起こるものだ、と続くそうです。 スポンサーリンク 1.01の法則、0.99の法則 特集を読んで、楽天・三木谷社長 ...
ReadMore
致知
2021/8/7
【致知】2021年9月号「言葉は力」を読んだ感想
致知2021年9月号のテーマは「言葉は力」です。 シンプルでありながら力強いテーマです。 それでは、読んだ感想です。 スポンサーリンク 言葉は命の元となる 美しい言葉や心を鼓舞する言葉は、人間の命の元となるとのことです。 また逆に、汚水が花を枯らすように、人を貶め損なうような言葉は、人間の心を腐らせ滅ぼす、とも書かれています。 大人になって、人を傷付けるような言葉はできるだけ口に出さないように意識するようになりましたが、子供が産まれてからはついつい子供に対してきつい言葉をかけてしまうことがあります。 子供 ...
ReadMore
致知
2021/2/4
【致知】2021年3月号「名作に心を洗う」を読んだ感想
2021年3月号の致知のテーマは「名作に心を洗う」です。 それでは内容と感想を書きます。 スポンサーリンク 「名作」とは!? テーマを読んで、 MrSaka名作か~。 そうだね~、素敵な曲を聴いたり、素敵な本を読んだり、素敵な絵画を見ていると心が洗われるよね~。 とか思うかもしれませんが、そんなんじゃないです。 ここで言う「名作」というのは、2020年11月に致知出版社から出版され、多くの人々を感動の渦に巻き込んだ「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」に出てくる方々のかけがえのない生き方そ ...
ReadMore
致知
2021/12/6
【致知】2022年1月号「人生、一誠に帰す」を読んだ感想
致知2022年1月号のテーマは「人生、一誠に帰す」です。 スポンサーリンク 「力の強さを誇る人は力に倒れ、知識や技術に優れた人はそのことに溺れてしまう。そうではなくて、どんな時でも誠を尽くすことが大事」といった意味があるそうです。 ここでいう誠とは、誠実さを意味します。 今一度「誠実」の意味を確認すると、 誠実=私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。 と、goo国語辞典に書かれています。 スポンサーリンク ここで僕は少しドキッとしました。 最近、職場の人や友人数名に「自分の損得で行動するよ ...
ReadMore
スポンサーリンク