致知2020年11月号のテーマは「根を養う」です。
特集に出てくる東井義雄(とうい よしお)氏の「高く伸びようとするには、まずしっかり根を張らねばならない。」という言葉がすべてを物語っていますが、自分はどう行動すべきかについて考えてみました。
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東井義雄氏とは?
1912年4月9日~1991年4月18日を生きた教育者、浄土真宗の僧侶です。
「日本一の貧乏寺に生まれた」と本人が語るほど貧乏な家庭に育ち、成績は良かったそうですがお金がなかったために中学校へ進学できず、その代わりに授業料がかからない姫路師範学校に進学したそうです。
師範学校というのは教員を育成する学校です。
東井氏は師範学校卒業後、小学校教師となり、のちにカリスマ校長へと成長し数々の著書と名言を残しています。
その実績から「伝説の教師」とも呼ばれています。
東井氏の著書や名言の背景には、貧乏な暮らしの中、必死に勉強して頑張ってきたという体験がしっかりと根付いています。
致知2020年11月号の特集にもいくつか名言が紹介されていますが、もっとたくさん読んでみたい人は「東井義雄 一日一言」という本も出ていますので、「伝説の教師」からの数々の心温まる言葉を読んでみてはいかがでしょうか。
自分は何をすべきか?
それでは、自分がもっと上に伸びていくために、どのように行動して強い根っこを張っていけば良いのかを考えてみます。
人は皆目指しているところはバラバラだと思うので、あくまで個人的な考えですが、僕が伸ばしたい根っこは2つの力です。
お金を稼ぐ力を鍛える!
会社に依存せずに自分の手で稼ぐ力を身に付けることです。
会社に勤めて年収を伸ばす努力をすることは素晴らしいことですが、それよりも、好きな時に、好きなところで、好きな人と仕事をして生活できたら、今感じているストレスは大幅に削減できるはずです。
まずは本業に副業をプラスして、副業で3万円でも稼げるようになると、一味違う人生になっていくと思います。
自分の手で稼げるようになるには時間がかかるので、途中で諦める人がとても多いです。
そんなときこそ東井氏の「ほんものはつづく。つづけるとほんものになる。」という言葉を思い出して努力しましょう。
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お金を育てる力を鍛える!
稼いだお金をタンスや銀行に寝かしていてはお金は増えないので、余剰資金は資産運用に回します。
僕は基本的には、日本の高配当株と米国のインデックスファンドへの投資の2本建てで運用しています。
高配当株から定期的に配当金をもらい、その配当金を再び高配当株やインデックスファンドへ投資したり、時には美味しいものを食べに行ったり、旅行に行ったりします。
この運用方法は、短期間でドカンとお金が増える方法ではなく、時々お小遣いをもらいながら長い時間をかけて少しずつ確実に増やしていく方法です。
そのため、Twitterなどで「3日でプラス30万円だ~」とか「テンバガー(株価10倍)達成!」といったツイートを見てしまって、羨ましく思ったり、自分の投資法に自信をなくしてしまうこともありますが、実際に同じように真似してやってみて大ヤケドした経験が何度もあるので、今は信念を貫いて現在の運用方法を続けることにしています。
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まとめ
僕は人生の目的を達成するために、お金を稼ぐ力とお金を育てる力という2本の根をしっかりと張りたいです。
困難や迷いが訪れることはありますが、そんな時は東井氏の素晴らしい言葉を思い出して、エネルギーに変えていきます。
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