致知

【致知】2021年2月号「自靖自献」を読んだ感想

2021年2月号の致知のテーマは「自靖自献」です。

「致知」については下の記事を参考にしてください。

参考【致知】人間学を学ぶ月刊誌「致知」について

当ブログでは、致知出版社の月刊誌「致知」という雑誌を読んだ感想を月に一度書いています。 参考 今さらになりますが、この「致知」がどういった雑誌なのか?世の中でどう活用されているのか?なぜ僕が読んでいる ...

続きを見る

特集を読んだ感想を書きます。

スポンサーリンク

「自靖自献」とは?

意味

自靖自献(じせいじけん)という言葉は初めて見ました。

意味は「自ら靖(やす)んじ自ら献ずる」、つまり「心の平安を保ち、世のため人のために自らを尽くすこと」だそうです。

 

内容

「自靖自献」という言葉で伝えたいことは以下です。

  • 事あるごとにイライラしたり不平を言ったり人と衝突ばっかりしている人が、人のために尽くすことなどできるはずがない。
  • だが、自靖しているだけで自献しない人は人ではない。動物にも劣る。

そして、NPO団体・国際エンゼル協会代表の川村百合子さんの言葉にはこのようなものがあります。

よく自分を顧みることなく、職場が気に入らないといって転職したり、主人や妻が気に入らないといって離婚する人がありますが、次は最初よりもっと条件が悪くなっていくものです。

他人のせいにするのではなく、まずは自分に問題があることを疑えということです。

スポンサーリンク

感想

去年、職場が気に入らないという理由で転職した僕にとって川村さんの言葉はグサリと刺さる内容でした。

僕は転職に対しては肯定的で、自分の仕事に疑問を抱いていたり、他に自分がしたいことがある場合は積極的に転職すべきだという考えを持っています。

そこに居続ける時間がもったいないからです。

むしろ今の職場で何ができるのか、何がしたいのかを考えないまま、その職場に居続けることの方がよっぽど問題なのではないかと思います。

離婚についても同じで、夫婦で話し合い、収拾がつかなければ、早く次の一歩を踏み出す方が無駄な時間を過ごさなくて良いのではないでしょうか。(離婚を肯定するわけではないですが。。。)

だからといって、むやみやたらに「次へ次へ」と変えていくことも得策とは思えません。

転職や離婚といった変化を起こすときには、その時々で「自分を顧みる」ことを意識し、その癖をつけるようにすることで、自分の心の平安を得られる最適な居場所に少しずつ近づけるはずです。

そして、そこに到達したとき、世のため人のために自らの力を存分に発揮できるのではないかと思います。

とにかく考えることと行動することを何度も繰り返して、自分自身を成長させていきたいです。

関連記事

致知

2021/12/6

【致知】2022年1月号「人生、一誠に帰す」を読んだ感想

致知2022年1月号のテーマは「人生、一誠に帰す」です。 スポンサーリンク 「力の強さを誇る人は力に倒れ、知識や技術に優れた人はそのことに溺れてしまう。そうではなくて、どんな時でも誠を尽くすことが大事」といった意味があるそうです。 ここでいう誠とは、誠実さを意味します。 今一度「誠実」の意味を確認すると、 誠実=私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。 と、goo国語辞典に書かれています。 スポンサーリンク ここで僕は少しドキッとしました。 最近、職場の人や友人数名に「自分の損得で行動するよ ...

ReadMore

雑記 致知 資産運用 家づくり

2020/12/21

【雑記】2020年の振り返り!ブログ開設、資格取得、転職など、ここ10年で最もアクティブな1年でした!

2020年も残りわずかとなりました。 なんとなく1年を振り返ってみると、 簿記3級取得 つみたてNISAスタート ブログ開設~収益化 初・米国株/ETF投資 転職 マイホーム完成 個人事業主開業 といった感じで、年始と今の状況が驚くぐらい変化していたので、備忘録的な意味合いで記事にします。 スポンサーリンク 2020年の個人的出来事! 1月 簿記受験を決意 年明け早々に両学長のYouTube動画を見ていて、おすすめの資格として簿記が紹介されていたので受験を決意しました。 当時、僕はメーカーで技術者として働 ...

ReadMore

致知 2022 12月号

致知

2022/11/9

【致知】2022年12月号「追悼 稲盛和夫」を読んだ感想

致知2022年12月号のテーマは「追悼 稲盛和夫」です。 これまでに何度も致知に登場した稲盛和夫氏が、2022年8月24日に亡くなったことを受けての特集です。 それでは、特集を読んだ感想です。 スポンサーリンク 印象に残った箇所① 稲盛氏がJALの会長に就任した年の年末に話していたという、以下の言葉が印象的でした。 私は今も、ど真剣の日々を生きている。 特集に書かれているように、この時稲盛氏は78歳で、老後をのんびり過ごすことができていたはずです。 にも関わらず、ものすごい情熱を持って仕事に向き合っていた ...

ReadMore

-致知

S