致知 2021年4月号の特集タイトルは「稲盛和夫に学ぶ人間学」です。
-
-
参考【致知】人間学を学ぶ月刊誌「致知」について
当ブログでは、致知出版社の月刊誌「致知」という雑誌を読んだ感想を月に一度書いています。 参考 今さらになりますが、この「致知」がどういった雑誌なのか?世の中でどう活用されているのか?なぜ僕が読んでいる ...
続きを見る
稲盛和夫と言えば、京セラ、KDDIの創業者、日本航空(JAL)の再建などに携わったスーパー経営者です。
そんな偉人が放った言葉とは?
素晴らしい人生を生きるための絶対条件とは?
リンク
スポンサーリンク
苦しい時に取るべき行動
災難や苦難に遭った時には以下のような行動を取るべきだと書かれています。
- 嘆かない
- 腐らない
- 恨まない
- 愚痴をこぼさない
- ひたすら前向きに明るく努力を続ける
そして何よりも、与えられた苦難に感謝することが大事だとのことです。
なぜならこの苦難は、これから先に良いことが起きるために生じているものだからです。
スポンサーリンク
良いことが起きた時に取るべき行動
良いことが起きた時には以下のような行動を取るべきだと書かれています。
そして何よりも、自分にはもったいないことだと、良い機会に恵まれたことに感謝することが大事だとのことです。
スポンサーリンク
感想
稲盛和夫氏が言う人生を素晴らしく生きるための条件とは、「嫌なことがあっても良いことがあっても、とにかく感謝しろ」ということでしょうか。
自身を振り返ってみると、苦難に対して「逆境だ!」と燃えることはあっても感謝をしたことはないし、良いことがあったときには、
と、おごりまくってました。
すごく残念な人間ですね。
反省して今後の行動を改めます。
ところで、僕は「ひたすら前向きに明るく努力を続けていく」という言葉を見た時に、とあるミスチルの曲のこんな歌詞を思い出しました。
良いことがあってこその笑顔じゃなくて
笑顔でいりゃいいことあると思えたら
それが良いことの序章です
アルバム「シフクノオト」収録の「PADDLE」という曲です。
初めて聴いたのは多感な高校生の時です。
それはもう深く胸に突き刺さり、今でも嫌なことがあった時はすぐに思い出す癖がついています。
稲盛和夫氏といい桜井和寿氏といい、活躍している世界は違えど2人ともカリスマ的存在です。
そんな2人が同じようなことを言っているということは、その言葉はほぼ間違いないのではないでしょうか。
自分が信じた道や目標に向かってブレない強い気持ちを持ってとにかく行動していきたいです。
リンク
関連記事
致知
2021/5/13
【致知】2021年6月号「汝の足元を掘れ そこに泉湧く」を読んだ感想
致知2021年6月号のテーマは「汝の足元を掘れ そこに泉湧く」です。 それでは感想を書きます。 スポンサーリンク 言葉の意味 この言葉は、ドイツの哲学者・ニーチェの言葉ですが、高山樗牛(ちょぎゅう)さんはこのように訳しているそうです。 己の立てるところを深く掘れ、 そこには必ず泉あらん。 高山樗牛さんとは明治時代の文芸評論家だそうです。 かなり変わった名前ですが、山形県鶴岡市の鶴岡公園には銅像が建てられているほど偉大な方です。 「自分の足元をしっかりと見なさい」という戒めに聞えるとともに、どこかで聞いたこ ...
ReadMore
致知
2020/11/28
【致知】2020年6月号「鞠躬尽力」を読んだ感想
致知6月号(2020年)のテーマは「鞠躬尽力」です。 難しい漢字ですね。初めて見ました。 「きっきゅうじんりょく」と読むそうです。 それでは個人的に思ったことです。 スポンサーリンク 鞠躬尽力、死して後已まん テーマ「鞠躬尽力」の後に続きがあるそうです。 鞠躬尽力、死して後已(や)まん 意味がよく分からないのでひとつずつ調べてみました。 「鞠躬尽力」の意味 鞠躬尽力は、鞠躬と尽力で分けて考えます。 鞠躬(きっきゅう) 意味:身をかがめ慎みかしこまること。 鞠は毬( ...
ReadMore
致知
2021/8/7
【致知】2021年9月号「言葉は力」を読んだ感想
致知2021年9月号のテーマは「言葉は力」です。 シンプルでありながら力強いテーマです。 それでは、読んだ感想です。 スポンサーリンク 言葉は命の元となる 美しい言葉や心を鼓舞する言葉は、人間の命の元となるとのことです。 また逆に、汚水が花を枯らすように、人を貶め損なうような言葉は、人間の心を腐らせ滅ぼす、とも書かれています。 大人になって、人を傷付けるような言葉はできるだけ口に出さないように意識するようになりましたが、子供が産まれてからはついつい子供に対してきつい言葉をかけてしまうことがあります。 子供 ...
ReadMore
致知
2020/11/28
【致知】人間学を学ぶ月刊誌「致知」について
当ブログでは、致知出版社の月刊誌「致知」という雑誌を読んだ感想を月に一度書いています。 参考 今さらになりますが、この「致知」がどういった雑誌なのか?世の中でどう活用されているのか?なぜ僕が読んでいるのか?について説明しておきます。 注意 決して皆さんに「ぜひ致知を読んでください!」とおすすめする記事ではありません。 致知関連の記事が当ブログの中でちょっと浮いたカテゴリーになっている気がしているので、説明を挟んでおこうというものです。 MrSaka浮いていると言いながら、検索から当ブログへの流入はほぼ致知 ...
ReadMore
致知
2021/7/5
【致知】2021年8月号「積み重ね 積み重ねても また積み重ね」を読んだ感想
2021年8月号のテーマは「積み重ね 積み重ねても また積み重ね」となっています。 特集には、松下幸之助、稲盛和夫、坂村真民といった、そうそうたる面々がコツコツと積み重ねることの大事さを説いています。 スポンサーリンク この言葉には3回の「積み重ね」が使われていますが、個人的には2回目の「積み重ねても」というのがポイントのような気がします。 仕事、勉強、趣味・特技、資産形成など、何においてもゴールや終わりと言える到達点はないように思います。 というより、到達したと思うことで自分自身の成長を止めてしまうこと ...
ReadMore